統合失調症の説明

統合失調症イメージ

統合失調症は、脳の機能障害のひとつです。自らの思考、行動、感情をまとめていく能力のことを「統合能力」と言いますが、これが何らかの原因によって低下することで、幻覚や妄想、思考障害などの症状が現れるようになります。このような場合、患者様は他者とのコミュニケーションが困難となっていくので、日常生活に支障をきたしていきます。

このようなときは当院をご受診ください

  • 周囲に誰もいないのに人の声が聞こえてくる
  • ほかの音に混じって他人の声が聞こえてくる
  • 街ですれ違う人に紛れている敵が自分を襲おうとしていると感じる
  • 近所の人のせき払いは自分に対する警告に違いないと思ってしまう
  • 自分が道路を歩くと、皆がチラチラとこちらを見ている気がする
  • 考えていることが、実際の声となって聞こえてくる
  • 他人に思考や体を操られてしまっていると感じる
  • 自分の考えていることが世界中に知れわたっていると感じる
  • 日常生活や社会生活において適切な会話や行動や作業ができにくい など

陽性症状

代表的な陽性症状は、現実にないものがあるように感じる、存在しない声が聞こえる、あり得ないことを信じ込むなどです。このほか、話の内容が次々変わるなど考えがまとまらない、自分と他人の境界が曖昧で他人に支配されやすい、衝動的な行動や外からの刺激に全く反応しないなどの異常行動も陽性症状です。

陰性症状

陰性症状と呼ばれていますが、必ずしも陽性症状の正反対な状態というわけではありません。具体的には、喜ぶ・怒る・哀しむなどの感情が乏しくなる、表情の変化が少なくなる、他者とのコミュニケーションを避ける、口数が少なくなるなどです。

認知機能障害

集中力や記憶力、物事を整理する能力、計画を立てて実行する能力、問題を解決する能力などに問題が生じた状態です。注意が散漫になり、仕事や学習などに支障を来たすこともあります。いわゆる物忘れなどが多くなり、日常生活に支障をきたす方も少なくありません。